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 南部領辻ボランティア水田友の会
 
     〜つくったお米を福祉団体等へ寄贈、
                      参加者の皆様と見沼田圃の恵みに感謝する〜 

 南部領辻ボランティア水田友の会は、見沼田圃保全・活用・創造の基本方針に基づく見沼田圃公有地化推進事業の一つとして埼玉県から委託を受け、田植えから稲刈りまでの米づくり過程を体験していただくため、水田の管理及び指導を行っている地域住民(農家)で組織された団体です。収穫祭も開催し、多くの方々に見沼の良さを知ってもらうとともに、できあがったお米を主に福祉団体へ寄贈し、間接的ではありますがボランティア活動に参加しています。場所は南部領辻にある県が公有地化した田圃で、自然が多く残り、歴史のあるところです。平成19年で8年目となりますが、毎年100名以上集まり、幼い子から高齢者まで、親子、友人どうし、一人で参加される方もいます。初めて田圃に入る方も多く、自然の大地である見沼田圃で出会い、知り合った仲間たちが、皆心を一つにして土にふれあい、特にお子さんははしゃぎながら楽しそうに、お米を手にすることを目指し、真剣に作業をしています。

6月の田植えでは、苗の持ち方、植え方などを説明し、最初は田圃に入ることにためらっている方でもすぐに慣れ、横一列になって作業を行い、最後は泥まみれになってにぎやかなうちに終わります。

 7月・8月の草取りでは、暑い日のなか、汗を流しながらの作業にもかかわらず「土に触れる感触が気持ち良かった。」など感想はさまざま、子供たちは田の虫をつかまえて興味深そうに見つめるなどそれぞれ見沼の自然を感じます。

 10月の稲刈りでは、鎌を使うとあって、教えられたコツや注意点を守りながら慎重に稲を刈っていきます。また天日に干すための稲掛けを行い、その作業の多さに、「お米を作るのがこんなに大変だとは思わなかった。これからは御飯を粗末にできない。」と言う方もいて、米一粒の重みを実感します。そんな中でも幼い子供たちがお父さんお母さんの刈った稲を運ぶなど元気な姿を見ることができます。

 11月の収穫祭では、収穫したお米の炊出しと芋汁づくりを行います。子供たちも混って、朝から里芋とりや皮取り、野菜をきざんだり、また御飯の用意をしたりと、田植えからの仲間たちが家族のようになってつくります。お米の寄贈の式のあと、全員でできあがった御飯と芋汁をおいしそうに食べ、それまでの楽しさと苦労をかみしめながら「また、来年も来たい。」と話す参加者もいて、皆で見沼田圃の恵みに感謝します。(なお、お米は参加者の方にもお分けします) 

 

問い合せ先 南部領辻ボランティア友の会 厚沢        

   TEL:048-878-0215/FAX:048-878-2454  
       ※参加募集については、埼玉県の広報誌『彩の国  だより』(2月予定)を御覧ください。 

 


[田植え・横一列に並んで]


[稲刈り・役割も色々]


[収穫祭・苦楽をともにした仲間と]


[お米寄贈の様子]

南部領辻ボランティア水田友の会

  南部領辻ボランティア水田友の会は、県の見沼田圃公有地化推進事業の委託を受け、

平成12年から県民参加型の米づくり活動を行なっている、地域住民で組織されたボランティ

ア団体です(平成16年までは「南部領辻自治会」として活動)。

 例年、彩の国だよりで参加者の募集を行い、見沼田圃で田植えから稲刈り、収穫祭までの

米づくりの過程を体験していただきます。

 なお、収穫した米は、主に福祉施設へプレゼントしています。

          お問い合せ先 : TEL (048)878−0215  FAX (048)878−0215

                                             南部領辻ボランティア水田友の会会長  厚 沢

 

南部領辻の獅子舞保存会

 「南部領辻の獅子舞」は、約900年前、八幡太郎(源義家)の奥州征伐の応援に、弟で

笛の名手としても知られる新羅三郎(源義光)が、ここに立ち寄り軍兵の士気を鼓舞する

ために舞い鷲神社に奉納したことが起源とされます。

 平成12年、約30年振りに復活された郷土芸能で、別名「龍頭(りゅうず)の舞」と呼ばれ、

竜が天を舞うように、また地を這うように華麗で激しく勇壮に舞います。

 さいたま市の無形民族文化財にも指定されています。ぜひ、御覧ください。

    ◇ 年間行事 ◇  5月15日に近い日曜日 鷲神社奉納と村廻り

                10月15日に近い日曜日 鷲神社奉納

 

                 お問い合せ先 : TEL (048)878−1352

                                                    南部領辻の獅子舞保存会会長  中 野

 

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