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見沼たんぼの見所紹介

〜中部編〜

散策ルート】(約3〜4時間位のコースです)

JR大宮駅→(バス)→さぎ山記念公園→見沼代用水(東縁)→五斗蒔橋→シラサギ記念自然史博物館→鷲神社→総持院→緑のトラスト保全第一号地→代用水原型保全区間→国昌寺→芝川→見沼大橋→見沼代用水(西縁)→氷川女体神社→見沼氷川公園→(バス)→JR東浦和駅  

 

JR大宮駅東口7番バス停から、中野田引返場(又は東川口駅、浦和東高校)行きに乗って約30分、上野田で下車します。(JR浦和駅西口1番バス停からさぎ山記念公園行きでも約30分です。)
 バスの進行方向にちょっと行って右手に、さぎ山記念公園があります。さぎ山記念公園には、さぎ山記念館、青少年野外活動センター(キャンプ場)、フィールドアスレチックの森、水とメルヘンの広場、芝生広場などがあります。休日には、釣りを楽しむ人や、のんびりと芝生でくつろぐ人でいっぱいです。さぎ山記念館では、さぎのはく製や、さぎ山の歴史等のパネル・写真が展示されています。
 さぎ山記念公園の裏手の見沼代用水東縁沿いに「緑のヘルシーロード」を約950mくらい南に進んで行くと五斗蒔橋に出ます。この橋は一見何ともない普通の橋なのですが、ここには「五斗蒔橋の大蛇」という見沼の伝説があります。
 五斗蒔橋を左に曲がります。突き当たりの日光御成街道を突っ切って、博物館の看板に従って細い道を入っていくと、浦和学院高等学校の敷地内にシラサギ記念自然史博物館が左手にあります。記帳をして館内に入ると、往年のシラサギの写真が沢山あります。シラサギ記念自然史博物館の開館時間は、午前9時から午後4時30分迄で、毎週水曜日が休館日です。
 五斗蒔橋まで戻り橋を渡らず、見沼代用水東縁沿いに南に下ると、鷲神社の裏手に出ます。ここらあたりは、今でも昔ながらの里山が残っています。まわりは森に囲まれ、それは村の鎮守様といった感じです。この鷲神社の社叢は、埼玉県の「ふるさとの森」に指定されています。
 また、五斗蒔橋まで戻り、今度は、「緑のヘルシーロード」を南下すると、総持院橋に出ます。総持院橋を渡り、左手が総持院、右手が緑のトラスト保全第一号地です。
 総持院では、4月中旬〜5月上旬にかけて、院内のボタン園が見頃となります。
 緑のトラスト保全第一号地は、さいたま緑のトラスト基金により取得・保全されたものです。ここが見沼代用水沿いにある斜面林の中でも、周辺の景観と一体になって、最も見沼らしさを残している埼玉の原風景の一つです。
 この総持院橋から南、約500m位が代用水原型保全区間となっています。護岸工事が施されていない昔懐かしい見沼代用水です。運がよければカワセミも見られるかもしれません。
 ここからさらに「緑のヘルシーロード」を南に下ると、国昌寺橋につきます。国昌寺橋を渡って100m位進むと、左手に国昌寺があります。ここには「開かずの門」「釘づけの龍」の伝説のある山門があります。山門の欄間の龍は、左甚五郎の作と伝えられるものです。
 国昌寺橋から「氷川女体神社1.2Km」の道標に従って見沼たんぼを突っ切って西に進みます。そして芝川沿いに右に進むと見沼大橋にでます。ここからは、見沼たんぼが周囲一面に見渡せます。
 桜の咲く季節には、見沼代用水東縁、西縁の位置が代用水沿いに植えられた桜で一目でわかり、とても見事な眺めです。代用水の位置を目で確認できるのはこの桜の季節しかありません。
 見沼大橋を渡り、見沼代用水西縁に架かる敬助橋まで出て、代用水に沿って南に下ります。
 しばらく行くと赤い橋が見えてきます。これが氷川女体橋です。そしてこの橋の先の急な階段を上ると氷川女体神社です。本殿は、鬱蒼とした森の中に立てられていて、格式の高さが感じられます。氷川女体神社は、大宮の氷川神社(男体社)、旧大宮市中川の中山神社とともに見沼に深い関係にある神社です。
 そして、氷川女体橋をはさんで氷川女体神社の反対側に見沼氷川公園があります。公園内には、磐船祭祭祀遺跡、ハーブガーデンなどがあります。ここにも「鏡池と片目の魚」という見沼の伝説があります。
また、公園の入口近くには、「案山子」の記念碑が建てられています。
    山田の中の一本足の案山子〜♪
と、童謡に歌われたこの歌は、見沼で出来た歌だそうです。
 見沼氷川公園から芝原小学校のバス停までは、松芝公園を左手に見ながら約15分です。バス停からJR東浦和駅まではバスで約10分位です。だだ、バスの本数が少ないので(20分から1時間間隔)、足に自信のある方は、歩いてしまったほうが早いかもしれません。  


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