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見沼たんぼの見所紹介

中西部編

 

散策ルート](約3時間のコース)
 <<5月の連休前後2週間の限定コースです>>
 JR北浦和駅→(バス)→御蔵騎西屋前バス停→クマガイソウ自生地→愛宕神社→中山神社
 →バンビ時計バンド前バス停→(バス)→JR北浦和駅

JR北浦和駅東口1番バス停から、東武バスの岩槻駅行きに乗って約30分、御蔵騎西屋前(みくらきさいやまえ)で下車します。 バス停からバスの進行方向をちょっと行って武笠生コンを越え、『片柳農民センター、東西御蔵自治会館』の看板を右に曲がります。しばらく行くと左手に『御蔵のイカリソウ、御蔵のクマガイソウ』の看板があり、看板に従って進むとクマガイソウの自生地、尾島家に着きます。(バス停からは、歩いて10分位です。)
 尾島家の敷地内には、旧大宮市指定天然記念物の「御蔵のクマガイソウ」(開花の時期は4月の下旬から5月上旬です)、「御蔵のイカリソウ」(開花の時期は4月の中旬から下旬です)をはじめ様々な野草があり、5月の連休を挟んだ時期に自宅を開放して野草を見せてくれます(観覧料は大人200円です)。
毎年、沢山の方が野草観察に訪れ、楽しんでいます。

 クマガイソウは花の形が、源氏の荒武者・熊谷直実(くまがいなおざね)の鎧の背に負った母衣(ほろ)の形に似ていることから名付けられた植物です。むかしは見沼でもよくみられたそうですが、現在では絶滅に近い状況で、御蔵のクマガイソウは自生の群落としては、県内最大のものです。

 イカリソウは、花の形が船のイカリに似ていることから名付けられたのだそうです。その他、ニリンソウ、キンランなど色々な野草を観察することが出来ます。

 尾島家を裏手に抜け、右に進むと見沼たんぼに出ます。

 右に曲がって、見沼たんぼを左手に見ながら、柳団地を越え、クリーニング屋さんの先を右に曲がって坂を登り、突き当たりを左に曲がると、愛宕神社があります。(尾島家から徒歩で約15分)

 愛宕神社の算額は、旧大宮市指定有形民俗文化財に指定されています。

 見沼たんぼまで戻り、バス路線の県道浦和岩槻線まで出ます。北浦和方面に進み、バンビ時計バンド前のバス停から一つ目の信号を右に曲がります。 そしてちょっと行った一つ目の角(クリーニング屋さんの看板がある)をまた右に曲がっていくと、中山神社にでます。(愛宕神社から徒歩で約15分)

  中山神社は別名、中氷川神社とも言われ、父が大宮市の氷川神社、母が浦和市の氷川女体神社で、中山神社は王子社となります。 不思議なことに三社は一直線上に位置し、中山神社は、ほぼ中央にあります。冬至の日には太陽は氷川女体神社の真上から昇り、夏至の日、太陽は氷川神社の真上に沈むそうです。

 バンビ時計バンド前のバス停からJR北浦和駅に戻ります。(ここのバスの本数は1時間に3〜5本以上ありますので安心です。)

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