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 「見沼代用水を下る!その四:瓦葺掛渡井(かわらぶきかけとい) 

[瓦葺掛渡井] 元荒川をくぐった用水は、さらに水路を下り、9kmほど過ぎると、蓮田市と上尾市との市境で綾瀬川ぶつかります。柴山伏越では用水を川の下をくぐらせましたが、ここでは川の上を通しました。これが瓦葺の掛渡井です。
 どのようにして、綾瀬川の上を通したかというと、伏越と逆で、木で造った樋を橋のように綾瀬川へ掛けて用水を通したのです。
 初めて造られたときの掛渡井は木造で、長さ約50m、内幅約7.2m、高さ約1.8m。木造のため修理は毎年のように行われ、10年以内で掛け替えが必要だったようです。その後、明治40年に鉄製に造り替えられ、このときの掛渡井は、煉瓦の基礎が今でも残っています。昭和36年には掛渡井から伏越に造り替えられました。

[掛樋史跡公園] 掛渡井は、立合橋の北側に沿うように掛かっていて、現在の見沼代用水伏越よりもやや南側にありました。その場所は埋め立てられ、今では掛樋史跡公園という小さな公園になっています。ここにはレリーフと解説版からなる碑があり、掛渡井のことを知ることが出来ます。

[見沼代用水東西分水地] 綾瀬川を越えて掛渡井史跡公園を左に見ながら通り過ぎた直後、行田市の利根大堰から延々と流れて来た用水は、遂に西縁と東縁の水路に別れます。右下の写真で見える橋を越えると、西縁の水路はそのまま直進し、東縁の水路は、写真向かって左へ直角に、南南東へ曲がって、それぞれ見沼田圃まで用水を運んでいきます。
                     (事務局:ふる川) 

※ 参考文献:見沼代用水土地改良区資料

 

 

 

 

[右の橋は綾瀬川に架かる立会橋。煉瓦が掛渡井の跡]

[掛桶史跡公園で、掛渡井跡を見学している皆さん。]

右の水路は西縁へ、左の水路は東縁へ流れています。]
 

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「浦和レッズ・さいたま市大原サッカー場」

 今年はサッカー・ワールド・カップ・イヤーです。Jリーグも3月に開幕し熱戦が繰り広げられています。       埼玉県内では、浦和レッドダイヤモンズと大宮アルディージャのJ1・二チームが、さいたま市をホーム・タウンとして活躍していますが、今年一番の注目、優勝候補の筆頭は、日本サッカー界の至宝小野伸二選手が復帰した浦和 レッズでしょう!えッ?、レッズと見沼田圃とどういう関係があるのかですって?これが大ありなんです。なんとレッズの選手やスタッフは、試合がない日は、ほぼ毎日のように見沼田圃へ 来ているのです!(^-^)V


[クラブ・ハウス。みなさん選手が出てくるのをまってます。]

それが「さいたま市大原サッカー場」です。見沼代用水西縁に隣接するこのグラウンドは、レッズのトレーニング・グラウンドで、見学も出来ます。練習日程・時間は、レッズのホームページで確認できます。
 2004年1月からはクラブハウス2階の「サポーターズカフェ」と1階前面の「観戦スタンド(197 席)」がファン・サポーターに解放されるようになりました。
 クラブハウスと道路を隔てて隣接して駐車場もありますので、空いていれば駐車もできます。

 
サポーターズカフェ ・ 観戦スタンド

 所  在 地 : さいたま市浦和区大原3−4
 開館時間 : レッズの練習開始1時間前から、練習
         終了後2時間まで
 休  館  日 : レッズの練習のない日
 入  館  料 : 無料
 交通案内  : 東武バスで、北浦和駅東口から大宮駅

         東口行きに乗車か、大宮駅東口又は、

         さいたま新都心駅東口から、北浦和駅

         東口行きに乗車。「北袋住宅」バス停で

         下車。徒歩約10分。


[サポーターズカフェは優勝カップなども見られます。]

[観戦スタンドからの様子。岡野・田中・鈴木選手たち。]



[観戦スタンド。2階はサポーターズカフェ]

 

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