[園内の藍の葉を摘み取る所から始めました]
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[出来たァ!!きれいに染め上がったですよぉ]
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見沼塾「藍染(生葉染め)ハンカチつくり」は、7月〜8月の夏休み期間中の親子チャレンジ教室の一環として、8月2日(火)に実施しました。
講師は、市内在住で藍染研究家として県内外の博物館等でご活躍されている、山崎利江先生です。今回の藍染は、民家園で栽培している藍の葉を使って行いました。天然の染料を使用しているので、安全性が高く環境にやさしいため市民の関心も高く、講座開催前から問い合わせも非常に多く、当日は28名の親子が参加しました。
まず、絹のハンカチに模様を作るためハンカチを紐で縛り、水に浸します。次に、畑で藍の葉を摘み取ります。ハンカチ1枚につきおよそ300gの藍の葉を摘み取ったら井戸水と一緒にミキサーに混ぜて藍のジュースを作ります。葉のカスをこして取りのぞいたものが染液になります。この緑色の液に10分間浸け込み、染まったら井戸水で流します。すると鮮やかな藍色に染め上がります。ハンカチを干し、乾いたら完成です。
民家園内の畑、旧蓮見家住宅・庭内での暑い中での作業でしたが、染まっていく過程の色の移り変わりが大変興味深かったようで、染め上がると子どもたちの歓声があがりました。縛っていた紐を解くと、鮮やかに模様が染め抜かれていてその模様の美しさにも大変満足し、参加者は自分の作品を持ち帰りました。
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