例年、春に行ってきた民話の語りですが、今年は会場を変更し紙芝居を加えるなどグレードアップして行いました。
会場の旧蓮見家住宅は、江戸時代に建てられた農家で、いろりや土間があり、民話の語りを演出するのにふさわしい雰囲気です。
当日は、秋晴れのさわやかな日で、52人もの参加者があり賑々しく始まりました。
初めに、見沼の民話をより理解しやすくするため、地図を開いて見沼の文化財や寺社など、民話に関係のある場所を確認するとともに、見沼の歴史については子どもにもわかりやすいような解説を加えました。
演目は、「見沼のおみなえし」、「五斗薪橋の大蛇」、「見沼の竜」等、見沼にかかわりのある話です。その後、休憩を入れ、日本の昔話が始まります。3本の紙芝居を読んだ後、2本の語りが続きました。
いずれも、大人も子どもも楽しめる内容で、最後は大きな拍手があがりました。1時間30分の講座時間中、参加者は集中して聞き入っていたようです。
(民家園)
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