竜神の凧揚げ、リベンジならず…
来年の空に、また新たな夢を思い描いて
5月5日、新都心の街開きを祝って、見沼たんぼの竜神の凧揚げが三崎公園で行われました。 今回使われた凧は、2月の凧揚げに使用したものと同じもので、2月の凧揚げ大会のリベンジ戦でもありました。(実は、2月も風に恵まれず、揚がりませんでした。この凧は、35連で、頭から尻尾までの長さが60メートルにもなる大掛かりなものです)。
見沼たんぼの凧揚げは、今年が2000年、ミレニアム、辰(竜)年ということにちなんで、大きな竜神様の凧を作り、見沼たんぼで揚げてみたいということで、見沼たんぼくらぶの事業として、今年2月から始まったものです。見沼たんぼは電線等がなく、凧揚げをするには絶好の場所です。また、近くに新都心が見え、ロケーションは最高です。
前回の失敗から、今回は35連ではなく、最初は、その3分の1の10連で揚げてみることになりました。また、地元の凧揚げ名人にも加わっていただいたので、こんどこそはと期待しましたが、またまた、風に恵まれず、わずか2、3m上がる程度で、10連でもなかなか揚がりません。みんなが交代で、何度もグラウンドの隅から隅まで、息を切らせながら走りましたが、結局、勇壮な竜神の舞は見ることができませんでした。
1枚ずつだと揚がるのに、連凧だと難しいものだと感じました。
「こんな大きな凧が、そう簡単に揚がるもんじゃないよ。」「今日の風でこれだけ揚がれば上できだよ。今度がんばればいいんだよ」という凧揚げ名人の慰めの言葉もあり、来年こそは、新しい凧で、再度、チャレンジすることを誓いました。
【5月5日(金)龍神の連凧揚げより】