見沼たんぼくらぶの会員でもあり、見沼について多くの著書がある、宮田正治さんの新作童話を推薦図書として紹介します。
内容は、二年生の男の子が、見沼の竜やいろいろな生きものたちと交流し、見沼を守るために活躍する楽しい物語で、読めば今まで以上に見沼に親しみを感じることはまちがいありません。
小学校低学年の子供たちでも楽しく読めますが、不法投棄や水質汚濁など、現実にある見沼の問題が物語に緊張感を与えており、大人が読んでも十分楽しめます。でも見沼に興味がある大人にとって一番楽しめるのは、場所がきちんと分かること。本の最初に読書絵地図がついていて、主人公の大ちゃんが見沼の竜に不思議な力を授かった場所などに、実際に行くこともできます。
親子で読んで、見沼を訪れ、本書の幻想の世界にひたるといった新しい切り口で見沼を楽しんでみてください。なお、大ちゃんの家は、著者である宮田さんの現住所だそうです。
本は、近くの書店や「さきたま出版会(048-822-1223)」で購入できるほか、くらぶ会員特典としてサイン入りをお求めいただけます。直宮田さんに、電話で「見沼たんぼくらぶ会員である」旨を告げて、お申し込みください。
宮田さん連絡先 048−832−8170
(会員特別優待価格、税込み1,500円、送料1冊310円)